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命がけの任務

うわっ!

ゴッドフェニックスが金ぴかになって出てきたぜ。
胴体も翼も完璧にコーティングされてますます無敵のメカという感じだな。

有毒ガスの真っ只中に飛び込んでいく命がけの任務か。
ワクワクするぜ。

だがよ、健。
おめぇが博士と握手なんてするもんだから「オッケー!」なんて言っちまったじゃねぇか




があわいこさんの今日のお題は『翼/命/メカ』です。



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忍び足

ジョーは忍び足で別荘の階段を上るとコンピューター室のドアをそっと開けた。

「しめた!パソコンは使えそうだ」

博士が戻ってくるまでに検索を終わらせなくてはならない。
誰にも知られずに調べたいことがあるのだ。

「え~、検索サイトはゴーグレっと」
ジョーは未だに英語もローマ字読みになってしまう。



があわいこさんの本日のお題は「パソコン」、悩ましい作品を創作しましょう。
補助要素は「階段」です。



うへぇ、階段か。それは先月書いたからなぁ。どうしよう・・?

と、思ったのですが22日のチャットの話題がヒントになってちょっと書いてみました。
何を検索したかったか?続きはまたいずれ(おい)



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空飛ぶホバークラフト

「バード・ゴー!」

練習通りにブレスレットをかざすと目の前が虹色に包まれてジョーの愛車はG-2号機へと変身した。
ジョー自身もヘルメットやマントが装着されたバードスタイルとなり、そのまま走行を続けた。

すると空飛ぶホバークラフトがやって来てジョーのメカを拾い上げた。

その様子を見ていた博士も満足そうだった。

だがちょっとジョーのヘルメットのサイズが合っていなかったようだ。
調整するまで少し時間がかかるらしい。

「最初だから仕方ねぇ。かっこ悪いが少しの辛抱だな」
そう思いながらジョーはコクピットへと昇って行った。




があわいこさんの今日のお題は『様/メカ/空』です。




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おとうと

「お兄ちゃん・・。ねぇ、ジョージお兄ちゃんってば」

肩を揺さぶられたような気がしてジョーはうっすらと目を開けた。
「どこだ?ここは」
そして俺の本名を呼ぶ奴は誰だ?

もっと目を開けようとしたが、まぶしくてまた目を閉じてしまった。
「僕だよ、お兄ちゃん。弟のジャックだよ」

ジョーは目を閉じたままふっと笑った。
「俺に弟はいないぜ。弟みたいな奴はいたがな」
そう言おうとしたが、声が出なかった。それに身体が思うように動かない

「そうか、お兄ちゃんは知らないよね。僕、10年前にママと一緒に死んじゃったんだ。あの時はまだママのお腹の中にいてさ」
「な、なにっ!?」

今度こそ目が開(あ)いてまわりの様子が少しわかった。
どうやら冷たくて硬い床の上に横たわっているようだ。
頭を少し持ち上げるとひどく痛んだが向こう側の壁に何か光るものが見える。
「痛ててっ・・」

灰青色の目を凝らしてみると数字が書いてあるシリンダーのようなものが壁いっぱいの装置に埋め込まれて光を放っている。

あ・れ・は・・?

「こっ・・ここは!・・ここはギャラクターの本部だ!!」

我に返ったジョーは思わず身体を起こそうとしたが激痛が全身をめぐり、反射的に身体をひねるとうつ伏せになった。
「うっ・・くそっ」
血だまりで身体がぬるりと滑った。

「おい、ジャック!どこにいる?出てきて兄貴の危機を救ってくれよ」
まわりはしんと静まり返っていた。

「ちぇ、あれは夢だったのか。ならここでゆっくりと眠らせてもらおうか」
ジョーが目を閉じようとするとまたジャックの声が聞こえた。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんはここの入り口を知らせに地上へ出なくちゃ」
「いや、もう身体が動かねぇんだ。お前が代わりに行ってくれねぇか?」

「ダメだよ。あの時、天国の入り口で、大天使様と約束したじゃない。地球が消えそうになった時に命に代えても地球を救うってさ。それでみんなで天国へ昇ろうとしていたけどお兄ちゃんだけ地上に還されたんじゃないか」
弟の凛とした声は耳ではなくジョーの頭の中に直接響いているようだった。その言葉に押されるようにジョーは重い身体を動かし始めた。

「わかったよ。俺はこれから地上へ行くぜ。だがな、ジャック。あの機械は止められないぜ」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん。あの機械はそのうち止まるよ」
「そうかな?」
「そうだよ。さっきカッツェに投げた羽根手裏剣が外れて機械の中へ入っていったでしょ」
「あ?あぁ・・」
「あれがそのうち装置の中の歯車に挟まって機械を壊すんだ」

「そうかい。わかった、わかったよ」
「ホントに分かったかなぁ」
すでにジョーは外へ出ることだけを考えていてジャックの声は耳に入らなくなっていた。

「ここだ」
ジョーはゆっくりと階段の一段目に手をかけた

(おわり)

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ブレスレットを

ようし、俺のブレスレットをグローブボックスへ入れて囮に使ってやろう。
おい、健。竜、ジュンも、ブレスレットを俺に貸せ。

あいつ、あの顔でまんまと甚平を騙しやがって。
今度は俺たちの番というわけさ。

これでデーブの野郎にツケを払ってもらおうじゃねぇか。
そうだ。ちょいと脅すにはナイフもいるな



があわいこさんの今日のお題は『ツケ/ブレスレット/囮』です。






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